第49回関東大会中学バスケットボール大会の2日目は、深谷ビックタートルと桶川サンアリーナの2会場での開催だったので、桶川サンアリーナで行われた女子の2回戦、準々決勝を観戦してきました。
今回行われた第49回関東大会中学バスケットボール大会は、地元埼玉県で行われたので、昨年行われた群馬県前橋のALSOK 群馬アリーナに比べたら移動時間が半分くらいでした。
なので開場時間の前に着いたので、並んで開場を待っていたら熱くて倒れそうになりました^_^;
しかしそのおかげで、観戦しやすい席を無事ゲットできました。
さてさて試合の方は、女子2回戦 1試合目
宇都宮市立陽南中学校(栃木1位)vs埼玉栄中学校(埼玉3位)
陽南のJR組の4番、5番、6番、7番が連携のとれたセットプレーと素晴らしいディフェンスで埼玉栄に快勝し陽南が3回戦進出。
陽南 69-39 埼玉栄
日本体育大学桜華中学校(東京2位)vs大泉町立西中学校(群馬1位)
1Qは両者素晴らしい攻防で10-10の同点、2Qで大泉西のアウトサイドからのスリーポイントシュートが入り続け日体桜華を突き放し35-24で大泉西が11点リードで前半戦終了、3Qに入り日体桜華の怒涛の攻撃で11点差を跳ね返し逆転、43-48で日体桜華の5点のリードで3Q終了。
4Qに突入し両者お互いに譲らず一進一退の素晴らしい試合展開、最後は日体桜華が6点差をつけ見事3回戦進出。
日体桜華 69-63 大泉西
本当に両者譲らずレベルの高い素晴らしい試合でした。
大田区立志茂田中学校(東京3位)vs横浜市立戸塚中学校(神奈川1位)
1Qは17-3と戸塚が大量のリードで終了、2Qはやっと志茂田にエンジンがかかり徐々に追い上げ25-17で終了、3Qはお互い素晴らしいディフェンスで追加点がなかなか入らず28-28の同点で終了、4Qもお互い譲らず素晴らしい試合展開でしたが志茂田が素晴らしい粘りを発揮し35-39で志茂田が戸塚を破り3回戦進出。
志茂田 39-35 戸塚
志茂田が見事1Qで大量リードされた16点差を跳ね返し見事逆転の勝利、両者譲らず見応えのある素晴らしい試合でした。
昭和学院中学校(千葉1位)vs春日部市立豊野中学校(埼玉2位)
お互い強豪同士の対戦、まさか2回戦で対戦するとは思いもしませんでした本日一番の好カードかもしれません。
1Qからお互い点の取り合いで1Q終了時、昭和学園15-18豊野、2Q終了時点で昭和学園30-31豊野、3Qで豊野が点差を広げ昭和学園45-51豊野で豊野が6点リードで3Q終了。
4Qは、お互い譲らず凄い攻防になり徐々に昭和学園が点差を詰め残り4分で同点に追いつき、そこからお互い点の取り合いで4Q残り30秒で豊野がバスカンをもらいしっかりとフリースローを決め同点になり、これでオーバータイム突入と会場はざわつき始めたところ残り0.8秒で昭和学院のスローインから5番の選手が3Pシュートを放ちブザービートで決まり。66-63で昭和学院が準々決勝に駒を進めました。
本当に最後まで分からない試合展開で素晴らしい好ゲームでした。
甲斐市立敷島中学校(山梨1位)vs横浜市立鶴ケ峯中学校(神奈川2位)
敷島(山梨) 59-44 鶴ヶ峯(神奈川)
伊勢崎市立第三中学校(群馬県2位)vs八王子市立第一中学校(東京1位)
伊勢崎三中(群馬) 64-21 八王子一中(東京)
松伏町立松伏中学校(埼玉1位)vs宇都宮市立一条中学校(栃木2位)
松伏(埼玉) 74-50 一条(栃木)
翔凜中学校(千葉2位)vs下妻市立下妻中学校(茨城1位)
翔凜(千葉) 42-48 下妻(茨城)
日本体育大学桜華中学校(東京2位)vs宇都宮市立陽南中学校(栃木1位)
1Qから激しいディフェンスで、ロースコア―な展開で11-8 桜華が3点リード1Q終了、2Qも同じようなロースコア―の展開で17-14で桜華が3点のリードで終了、3Qは陽南の早いパス回しで連続得点で逆転に成功し31-37で陽南が6点リードで3Q終了。
4Qはお互いのエース同士の激しい戦いが続きましたが最後、桜華が攻め切らずタイムアップで48-44で陽南が4点リードで勝利、準決勝に駒を進め全中出場を決めました。
昭和学院中学校(千葉1位)vs大田区立志茂田中学校(東京3位)
昭和学院(千葉) 55-48 志茂田(東京)
昭和学院が見事勝利して、準決勝進出及び全中出場を決めました。
甲斐市立敷島中学校(山梨1位)vs八王子市立第一中学校(東京1位)
敷島(山梨) 40-75 八王子一中(東京)
八王子一中が勝利して、準決勝進出及び全中出場を決めました。
下妻市立下妻中学校(茨城1位)vs松伏町立松伏中学校(埼玉1位)
松伏は5番7番のツインタワーのインサイドプレーで得点を重ね、下妻はジャンプシュート、ドライブなどの攻撃で応戦し、お互い譲らず一進一退の攻防が繰り広げられ、13-12で下妻が1点リードで1Q終了。2Qに入り下妻がドライブなどゴール下を攻め5点のリードで2Q終了。3Qから徐々に下妻が得点を重ね65-50で下妻が15点のリードで試合終了。
最後まで動き切った下妻が勝ち、準決勝に駒を進め、全中出場を決めました。
今大会は、どの県もレベルが高く、接戦が多く、観る側にとっては面白い試合ばっかりでした。
また、今大会での運営に置いて良かったと思うのは、フロアーに保護者応援席を設けた事は非常に良いことだと思いました。
できれば、埼玉県内の中学の大会でもぜひ取り入れて欲しいと思いました。
そして今大会でこれは改善して欲しいと思ったことは、応援席の設置場所が中央に設置していて、自分みたいに両コートを観ている一般の人には真ん中が応援席だと片側のコートが全く見えず困ってしまいました。
一般のお客さんの目線を取り入れた大会運営を望みます!
さらに今大会の会場でのマナーの悪さが非常に目立ていました、これは埼玉県の総体の決勝戦でもそうでした、運営側も大変かと思いますが、マナーについての注意喚起はもっとした方が良いと思いました。
またマナーだけでなく、会場のキャパが完全にオーバーしていたため、階段や通路で座り込んでみる方が多かった、せっかくの大きな大会なのにこの収容数では足りない(総体決勝もそうでした)、インターハイでもキャパやマナーの問題話題になっていました。
大会運営は凄く大変なことだとは承知していますが、ぜひ今後の大会運営ではこの辺をもう少し配慮していただければと思います。